マシニストノート

社長と二人の零細フライス屋〜500人規模の自動車部品メーカーの生産技術まで、計6社を渡り歩いて機械加工歴20年以上のマシニストのブログ

DMG MORI NLXがマジで使いやすい

最初に導入したNC旋盤はDMG MORIのNLX4000、18インチチャック搭載でY軸ミーリング付きの豪華仕様

旋盤担当者が辞めてしまったんで、俺が使うことになったんだけど、NC旋盤ってほとんど触ったことが無い

昔は使ってたんだけど、もう20年も前のこと

マシニングのプログラムに慣れて旋盤のプログラムラムはめんどくさい、ノーズR補正とかあるからね

マシニングにもエンドミルの径補正があるけど半径オフセットする程度だから計算も簡単、計算って言ってもCAMでパス出すから計算なんてしないけど

旋盤はテーパー調整とかいろいろプログラム調整する必要がある(最近はやらないかな?)

CAMに慣れて今更機械の前でプログラム組むなんてあり得ないなんて思ってたけど、ウチのCAMは旋盤は対応してない

しょうがなく取説見ながら対話を使ってみる

ちょっと前のMAPPS4?で対話の画面は見たことあったんだけど、ウチのマシンに搭載されてるのはCELOSっていう最新のやつ

触ってみたら、コレほとんどCAMじゃん

シミュレーションは3Dだし、Gコードなんで一個も打つ必要無しで細かい調整も出来ちゃう

オプション機能で高速加工とかとくしゅなねじ切りも楽勝

そのうち画像載せて解説してみますので

マシニングセンターとNC旋盤を買いました!

2018年、念願の工場を立ち上げた

まず導入したのがマシニングセンターとNC旋盤

このブログを読んでるマシニストや同じく設備導入の予定の皆さんの参考になれば良いなと思うので、検討〜導入までを買いてみます

前にも書いたけど僕はもともと二輪のメカニック、ショップ立ち上げとパーツ作りの為、技術習得の為機械加工の業界にはいった

最初はいった加工屋は某自動車・二輪車メーカーの部品試作とレース用のパーツを専門に削りだすメーカーの下請け

2年目からフライスとマシニング担当になり、最初に担当した機械が碌々と日平の古いマシン

制御は古いFANUC、一応同時3軸は動くやつ
このマシンで基本的なマシニング加工を覚えた頃に追加導入されたのが、森精機のSV403、コイツは高速加工機で20000回転仕様、同時に2.5DのCAD/CAMも導入された、共立システムマシンのやつだった

約20年前にSV403が初の森精機マシン、その数年後にはNV5000を追加導入して使い慣れた頃に退職、その次に入社した会社は6台のマシニングが全て森精機、使い慣れたNV5000とSV403もある

その頃の森精機マシンの制御装置はベースFANUCで表が森精機の黒い画面、今思えば反応が良くて使いやすかった

その会社に入社した翌月には森精機のNV4000を追加、これは制御装置がリニューアルして操作画面が新しくなった、今のベースになってんじゃないかな?

全てのマシンは高速機でAI高精度輪郭制御、二面拘束、データサーバ、20000回転仕様などのオプションを搭載していた

これらのオプションはどんな加工するにも必須だが、現行機ではデータサーバは必要ない、ユーザーエリアの容量が標準で充分な容量がある、付属のソフトでPCと接続されるのでプログラムの出し入れも簡単

今回導入した2台も、もちろん森精機、現在DMG MORIだ

まず、マシニング
CMX1100V
オプション内容
●二面拘束
高速加工、重切削するなら外せないオプション、寸法安定性も抜群

●AI輪郭制御Ⅱ
F5000以上のハイスピード切削や曲面の高精度加工をするなら必須、仕上り面が全然違うし加工時間も全然違う

●データサーバ
CAMで出力した大容量のプログラム運転するなら必要、読み込みスピードも超っぱや!
今のマシンならユーザーエリアが大容量なので必要ないかも、あったらさらに容量増えるし便利なことは間違いなし

●高圧クーラント
今回は2M仕様です、難削材や深穴加工のクーラントスルー工具を使う為には必須!SUSやチタン・インコを削る可能性があるなら絶対付けといた方が良い!

スピンドルスルークーラント
高圧クーラント仕様とセット、刃先からクーラント出せるし、コレットの隙間からもクーラント出せる

●ミストコレクタ
高圧クーラントや高回転回す加工するなら絶対必須、
加工後にすぐドア開けても快適!

●主軸タッチセンサー
●テーブルセンサー
こらはセット、このオプション付けない理由が理解できないほど必須、自動運転だけでなく、単発加工でも段取りマッハです!

●自動ドア
CMXはドアデカイので自動の方が楽ってのもあるけど、そのうちワーク脱着はロボットにやってもらう予定なので、、、

次回は導入理由と約一カ月くらい使ったレビュー、
オススメツーリングの紹介したいと思います

バイク屋時代

バイク屋といっても大型店で、基本は販売と修理
国産から外車まであらゆる車種を触ることができた

基本的にはカスタムはやらない、ポン付のカスタムパーツを取り付け程度

レプリカブームは終わってシングル、アメリカンが流行った時代

SRとスティードの新車組み付けは何十台?何百台やっただろう、ほんとイヤんなるくらい組んだ

組んだっていっても、新車の組み付けって、エンジンオイル入れて、バッテリー付けてチェーン張って、タイヤ空気圧調整とオプション取り付けと増し締め程度、国産だとこの程度。

逆車だとライトのカットが逆だからレンズ交換とかカット逆にカスタムしたり、ウインカーの点滅なおしたりもする。
この頃は二眼ヘッドライトの逆車は左右対称レンズに交換しなきゃならなかった

シフトパターンシールも貼ってたな、どうせ見えないのになんで貼らないと車検通らないのか意味不明だった

ドカのモンスターとかベルガルダヤマハのTZR125の新車は結構出てたな

ベルガルダヤマハなんてブレーキレバー1本注文したら半年とか

そんで毎週金曜にはスナップオンバンが来るもんだからいつもカネはなかったな

バイク屋になりたい

何度か書いたけど、高校時代から俺はバイク屋に憧れていた

免許は持ってなかったが高1で原付を手に入れ、当時流行ってたかどうか分からないが「ライダーコミック」というバイク雑誌に夢中になり何も知識もないのにエンジンまでバラしてた

ガラス板にペーパーを貼ってシリンダーヘッドの面研をしたり、パワフィル作ったり

サービスマニュアルも見ずにバラしては組んでたら、走行中に壊れる

高3にもなると、周りは「ライダーコミック」を卒業して4輪雑誌に夢中、俺も夏休み中に普免とったんで親の車を乗り回してはいたけど、やっぱり2輪ほど夢中になれない

「月間オートバイ」では限定解除50回なんて記事が普通の時代、ナナハンよりヨンヒャクに憧れ、CBX400FかCB400フォア、CBR400Fもいいなとか

そろそろ就職を考えるころ、知り合いのバイク屋に就職相談すると、「やりたいんだったらデカイバイク屋で経験積んだ方が手っ取り早いよ」とアドバイス

学校の就職相談室でそれ系の求人票探したら結構ある、上野の「コーリン」岡崎の「赤い男爵」などなど

そしておれはバイク屋に就職した

汎用旋盤購入

最先端のマシニングや複合旋盤を使っててもやっぱり汎用機でやる方が早い時もある。

ついにゲットしました、汎用旋盤!

これは俺が機械加工始めた時の最初に使った同型機、これで旋盤覚えたし、怪我もした。

出番は少ないけど可愛がってやります。

CAM

マシニングセンタで加工する場合、GコードというXYZ軸の移動量をプログラムする必要があり、工具をXプラス方向に移動する場合はG01 X100.0などと指令します。

単純形状なら電卓叩いてマシンに手打ち出来るのですが、加工する形状により計算不可能なモノもあります。(やって出来ないことはないが)

我々は仕事なので時間かけてプログラム組むのはナンセンスなので効率的にプログラムする必要があります。

それに使うツールがCAMと呼ばれるソフトウェアです。

ウチの場合、3D CAMを使ってるので複雑な形状でも難なくプログラムが組めるのですが、思い通りにツールパス(工具軌跡)を出すのは簡単ではありません。

写真は荒加工のツールパスです、高送りカッターと呼ばれる高速加工出来る工具を使ってるので切り込みが小さいので動きと完成形の確認はシミュレーションソフトをつかいます。

パスをだしてはシミュレーションかけてチェックして、良くなければツールパスをだし直しての繰り返し。

機械加工と言ってもほとんどの作業はパソコンのにらめっこなのです。